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お花のワイヤリングとは?

「ワイヤリング」の意味は「針金操作」。フラワーアレンジメントにおいては、主にお花にワイヤーを刺したり巻きつけたりして人工の茎を作ることを指します。

通常、お花・生花を飾る時は、茎をカットして、花瓶に活けたりオアシスに挿したりする方法が一般的です。

↑このような飾り方で楽しむ場合、「ワイヤリング」は必要ありません。フラワーアレンジメントの勉強やお仕事をしている人以外にはあまり縁のない作業かもしれませんね。

ではどういった場合にワイヤーを取り付ける必要があるのでしょうか?

→様々な形に加工、デザインする場合です。

ブーケやコサージュ、ガーランド、壁飾りのように、お花を思い通りの形に束ねていく時、またプリザーブドフラワーや造花・アーティフィシャルフラワーを使ったアレンジメントを作るときにも、茎を挿しやすくするためにワイヤリングを活用します。

また、フラワーヘッドのように、そのままではアレンジしにくいもの、束ねにくいようなパーツもワイヤーを取り付けて茎を補強することによって、アレンジがしやすくなります。

このページでは、造花・アーティフィシャルフラワー のワイヤリングの方法や適切なワイヤー選び、大切なポイントなどをお伝えしていきますね。

 

どうしてワイヤーを取り付けるの?

ワイヤーを付けると形が自由に曲げられて、お花の位置や、向き、長さを調節することができます。つまり、思い通りの形やデザインを作るため、ということですね。そして、束ねやすくなる、土台となるフローラルフォームに挿しやすくなる、などの利点もあります。

また、茎の部分をワイヤーに変えてあげると、フォームに挿しやすいだけでなく、土台も傷みにくくなります。

造花のワイヤリングは、以下のような方法があります。

よく使われるワイヤリングの方法、茎の処理方法を図にまとめてみました。

右下の図のように、穴に通す場合は、そのままだとお花がグラグラするため、テープを巻いて固定をします。引っかかりや段差ができにくく、ワイヤーが抜け落ちないので花かんむりやヘアコサージュ などに向く方法です。

ワイヤリングブーケやガーランドを作る際は↖︎左下のワイヤーを茎に巻きつける方法をよく使います。

アレンジは、上段の3タイプ、下段の真ん中のチューブカットで使うことが多いです。

 

ワイヤーの太さと番号

お花用のワイヤーには太さを表す番号があり、「#」マークの後に番号が書かれています。「18番ワイヤー」、「20番ワイヤー」、などと呼びます。

ワイヤーの太さ(フラワーアレンジメントのワイヤリング)
※実物大ではありません。スマホ表示だと近いサイズかも・・

数と太さが反比例するので、はじめのうちはピンと来ないのですが、たくさん使っているうちに、みなさん慣れていくようです。

 

ワイヤリングで重要なこと

ワイヤリングで大切なのは、

①適切な太さのワイヤーを選ぶ
②『デザイン』や『お花のサイズ・形・重さ』に合わせた方法で、ワイヤーを取り付ける

ということ。

この花には〇番のワイヤーを使う、こういうテクニックで取り付ける・・と作品ごとに丸暗記するような覚え方ではなくて、どうして、この太さのワイヤーを使うのか、どうしてこういう取り付け方をするのか、などの理由を知ることが大切です

例えば、

  • 『このお花は重たいから太いワイヤーで支えないとグラグラする』
  • 『お花に高さがあるからワイヤーを短めにしてサイズに合うように調整する』
  • 『茎が繊細で柔らかいから、茎を傷めないために細いワイヤーを使う』
  • 『茎が先細りで抜けやすいから、しっかり巻き留められる方法で取り付ける』

などです。

はじめは作ることに精いっぱいで、理由なんて頭に入ってこないのですが・・・肝心なポイントを繰り返し説明してくれるお教室や先生だと丁寧で安心できますね。

 

どの太さのワイヤーを使うかは、作品のサイズ、花の特性(重さ、形状、素材)、アレンジの形によって使い分けます。

造花・アーティフィシャルフラワー(シルクフラワー)のワイヤリングやアレンジの方法は人によって様々で、

  • 生花のように、茎をそのままカットして使う方法
  • 茎にワイヤーを巻きつけてからテーピングする方法
  • お花にワイヤーを差し込む方法

などがあります。

それぞれの作品やカリキュラムの制作に携わった人が最も適切だと思ったワイヤーの太さ、テクニックを勧めているはずです。

当店の作品でよく使うワイヤーの番手(太さ)はコレ!

20、22、24、26番のワイヤーです。

当店で販売しているフラワーアレンジメント、オンラインレッスン作品など、ほとんどのアレンジは上記4タイプ持っていれば全て作れると思います。(特殊なパーツや構造のものは28・30番、大型の作品などは18番などもまれに使います)

ワイヤーの色について

ワイヤーの色は、ホワイト、グリーン、ブラウンなどがあります。
色の付いたワイヤーは、それぞれの色の薄い紙がワイヤーに巻かれていて「地巻き(じまき)ワイヤー」と呼ばれています。

また、色の付いていない(紙が巻かれていない)銀色をしたものは、「裸(はだか)ワイヤー」と呼ばれています。

生花やプリザーブドフラワーのアレンジメント(ブーケやガーランドなど)で、ワイヤーを使って花に穴を開けながらさす際(ピアス・フック)は、紙が巻かれていない方が引っ掛かりがなく刺しやすいため、裸ワイヤーでワイヤリングをした後にフローラルテープを巻くことが多いです。

造花の場合は、生花やプリザーブドフラワーと違って、茎が固いためワイヤーが刺さりません。あらかじめ穴を開けてから刺すか、ツイスティングなどで巻き留める方法を使うため、最初から色がついている地巻きワイヤーを使うことが多いです。

ワイヤーの色は、お花の色に合わせるか(白っぽいお花が多い時は隙間から目立たないようにホワイト)、茎や額の色に合わせるか(茎や額と同化させて、束ねていく際などはグリーン)などで使い分けます。

ただ、当店のアレンジは、お花が密に入ったものが多いので、お花の隙間からワイヤーが見えることはあまりありません。ワイヤーの色はそれほど気にせずに使用しています。

ガーランドやブーケなどを作る際も、ワイヤーの上からテープを巻くので、色はそこまで重要視していません。

お花同士の隙間が広めの、ふんわりナチュラルなアレンジを作る際は、色の調和を考えて取り付けた方がよいですね。

当店の場合は、グリーンのワイヤーの減りが一番早いように感じます。

フローラルテープの使い方や解説はこちら↓

このページでは、造花・アーティフィシャルフラワーにフローラルテープを巻く

作品デザインに合わせた適切なワイヤーの例

太いワイヤーでしっかりお花を支えたい作品

アーティフィシャルフラワーのインテリア

大きいお花、重たいお花、大きな作品で長くワイヤーを使うものは強度のあるワイヤーで、たわまないようにしっかり支える必要があります。

上の画像の作品は、主に18番、20番のワイヤーを使って主要なお花をワイヤリングしています。
土台にも深め(4-5センチ)にさします(グラグラしないように、抜け落ち防止のためです)。

短いワイヤーでも安定的に仕上がるのは小さめ、コンパクトな作品

アーティフィシャルフラワー ポットアレンジ
このような作品だと20番、22番くらいで短めのワイヤーでOK。2センチくらい土台に刺さって入れば大丈夫です。小さくてコンパクトな作品はワイヤーが短くても&強度はそれほどなくても、グラつくことなく安定した仕上がりになります。
 
小さくて繊細なお花、茎が柔らかいものは、細くて柔らかいワイヤー(24-26番くらい)で、茎が折れ曲がらないように、巻き止める必要があります。柔らかい(細い)ワイヤーの方が、きつく巻きつけることができて茎にフィットするので、抜けにくくなります。

プレゼント向きのアレンジデザインはこちら↓

生花のアレンジやプリザーブドフラワーの作品はプレゼント・フラワーギフ

ブーケやガーランドの場合

アーティフィシャルフラワー ピンクのガーランド
花の重さに負けない強度と柔らかさを両立できる太さであることが大切です。
このスタイル(中央のお花をたっぷり使ったガーランド)では、22番のワイヤーをメインに使っています。使用するお花のサイズや重さ、形によって、ワイヤーの太さも変わります。

それぞれ適切な太さのワイヤーを使うと作業がしやすく、アレンジした時、束ねたときにも美しくまとまります。

他にも、ふんわりゆらゆら動くように見せるか、カチッとまとめるか、どのような飾り方をするか・・(置くのか、掛けるのか、持つのか、身につけるのか・・)など作品の形や、表現したいイメージによってもワイヤリングの方法は様々です。

スワッグ、ガーランドの解説はこちら↓

フラワーアレンジメント の定番デザインの1つである「スワッグ」。 どういう
形が自由に変えられる、エレガントなフラワーアレンジメント 、「ガーラ

使用するフォームでも異なります。

使用するフォーム(花を挿す土台)によってもワイヤリングの方法は異なります。

セック、サハラ、ドライ用フォームなどの柔らかい土台は、どんな太さ、硬さのものでも挿しやすいので、ワイヤリングをしないで生花と同じように茎をそのまま挿す事も出来ます。

ただし、このタイプのフォームは挿し直しの回数が多くなると崩れてしまう、強度が弱め、粉が出やすいという弱点があります。

一発で仕上げられるベテランさんならば問題ありませんが、挿し方を間違えたり迷ってしまう初心者さんや、何度も差し直してベストな仕上がりを追求したい作り手さん、強度や耐久性を求める作品には少々使いにくいかもしれません。

私も最初の頃はこのフォームを使っていたため度々粉まみれになって土台を崩壊させていました。

ちなみに、オアシス(生花用の吸水スポンジ・フローラルフォーム)は乾燥した状態だと更に脆いので、造花を使ったアレンジメントにはあまりおすすめしません。

当店ではスチロールを使ったベース、スタイロフォームの土台を使用しています。

造花アレンジの土台を色々ご紹介しています↓

このページでは、生花、造花、アーティフィシャルフラワー を使ったインテリ

このタイプの硬めのフォームを使用する場合、太い茎のままだと挿しにくいため、茎の部分を外してワイヤーに付け替える、短くカットして、ワイヤーを取り付ける、などのひと手間が必要になります。

ショップの商品の場合は輸送の衝撃にも耐える必要もあります。配達中に落としたり、倒れたり、潰れたり・・など万一のリスクも考えると、強度は高いに越した事はありません。

アーティフィシャルフラワーのアレンジは、生花と異なり長く飾れるものなので、長期間の使用を考えた耐久性はとても大切です

アレンジ作りに使う接着剤色々↓

このページでは、造花、アーティフィシャルフラワー アレンジを作る際に

耐久性の大切さはこちらで解説↓

いつまでも鮮やかな色と美しさを保つことができるアーティフィシャルフラ

お花のワイヤリングで大切なこと

  • ワイヤーがお花の重さに負けないこと
    挿した後にお花の重さに負けて位置が下がってしまったり、向きや形が曲がったりすることのないように、大きくて重たいお花には、それを支えることのできる太いワイヤー、小さめで茎がやわからかいものは巻きつけやすいよう、また茎を傷めないよう、細いワイヤーが適しています。
     
  • お花をしっかりホールドできること
    花材が抜け落ちたりグラグラしないようにしっかりワイヤーを取り付けられることが大切です。
    細すぎるワイヤーは、巻きつけやすくても重さを支える強度が足りない、
    太すぎるワイヤーは、巻きにくくて隙間ができたり、茎が負けて曲がってしまいます。
    適切な番手を選ぶことが大切です。
     
  • ベースに挿しやすいこと
    上の2点をクリアした上で、土台のフォームに挿しやすい強度があると、作業効率や完成度が上がります(フォームを使うアレンジの場合)

これらを踏まえて、ワイヤー選びや取り付け方法を考えていきましょう。

 

自分で考え、工夫していくことの大切さ

これは制作過程全般に言えることですが、検定試験などでない限り、習ったからといって、また、本やテキストに書いてあるからと言って、必ずその通りにしなくてはいけないという事はありません。

情報は日々古くなっていくもの。
いつまでも、どんな時も、その方法がベストとは限りません。

どういう理由でこの方法になっているのか?
もっと自分なりに工夫はできないか?

活用できるお道具や材料などについてもリサーチするなど、考える癖をつけておくと上達&応用力アップの近道になります。

何でもかんでも「自分流に!」とあれこれやっていくとことではなく、理由や本質を理解した上でで、工夫・応用していくということですね。

私も、やりやすい方法はどんどん活用し、そうでなければ独自のやり方や効率アップの方法などを探していくように心掛けています。習っていた頃のやり方も改良し、どんどんアップデートを重ねています。

もっと美しく、もっと効率よく!

こうして工夫を重ねるのも、制作の楽しみのひとつです(*´꒳`*)

理論を知るのは上達の近道

実際に作品作りを始めてみて『あれ?』『うまくいかない??』なんて時には、「ワイヤリングで大切なポイント」を思い出していただけたらと思います。

理論やポイントを踏まえてから作業に取り組むと、腑に落ちることがたくさんあって、理解や上達のスピードがずっと早まります。
ぜひ参考になさってみてくださいね。

できるだけ初心者さんにも分かりやすい言葉での説明を心がけていますが、わかりにくい用語、言い回しなどがあれば気軽にお尋ねください。

通信講座の受講生向けのワイヤリングレッスンでは動画もご覧いただけます。専用ページから「ワイヤリングについて」、各レッスン作品の動画もご活用ください。

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