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作ってみよう!実践編

造花アレンジメントの土台は何を使う?最適なフローラルフォームとは

フラワーアレンジメントを作るときの土台って?

フラワーアレンジメント用の土台は、生花、造花、アーティフィシャルフラワー 、ドライフラワー、工作用など、使用するお花の種類によって様々な素材、特性のものが使われます。

たくさんの種類があるため、

どのお花にどの土台が適しているの?

と迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな方のために、このページでは生花、造花、アーティフィシャルフラワー を使ったインテリア用のフラワーアレンジメントを作る際に使用する、「土台」についてお伝えしていきますね (*´꒳`*) 。

花の種類や作りたいデザインに合わせたフローラルフォームを選べるようになると、デザインの幅も広がり、作用効率もどんどんアップします。

お花の土台について、それぞれの違いや特性を学んでいきましょう。

フラワーアレンジメントの土台の総称=「フローラルフォーム」

フローラルフォームというのは花を挿すことに特化して作られた「花専用のスポンジ」のことです。

もともと切り花は、花瓶にそのまま入れる投げ入れのスタイルや、茎をまとめて花束にすることが主流でした。

その後、「吸水スポンジ」「フローラルフォーム」が生まれたことによって、カットしたお花を土台に挿していきながら、「ラウンド型」「三角型」「楕円形」「円錐型」などの様々な形のフラワーアレンジメントを楽しむことができるようになったんですね。

「フローラルフォーム」には、以下のような種類があります。

  • 「生花アレンジメント用」
    水を吸わせて使う、保水力のあるフォーム(スポンジ)です。お水を吸わせて使うことで、丈夫になり、お花を長持ちさせる効果があります。
    総称として「給水スポンジ」オアシス(商品名)とも呼ばれる緑色のスポンジです。
  • 「ドライ用」
    プリザーブドフラワーや造花・アーティフィシャルフラワー、ドライフラワーなどを刺すためのフォームです。お水を吸わせずに使用します。
  • 生花・ドライ(造花)兼用タイプ
    お水を吸わせてもOK,吸わせないでそのままお花を刺していくこともできるタイプ。カラーオアシスなどもドライと生花で兼用できるものが多いです。

また、造花やアーティフィシャルフラワーを使う場合は、「ドライ用フォーム」の他に、手芸・工作用に使う「発泡スチロールの土台」を使うこともできます。

ここからはそれぞれの土台の特性や違いなどを、説明していきますね。

生花アレンジに使うフローラルフォーム

↑こちらは生花のアレンジ専用の「吸水スポンジ」。メーカーによって、「オアシス」「アクアフォーム」などの商品名で呼ばれていて、100円ショップや園芸店でも販売されています。

「オアシス」というのは、スミザーズオアシスという会社が販売している吸水スポンジの商品名なのですが、現在ではフローラルフォーム=オアシスともよく言われていて、吸水スポンジの代名詞になっていますね。

フローラルフォームをカットするための専用ナイフ

給水スポンジは樹脂製の柔らかい素材でできているため、「オアシスナイフ」やカッター、包丁などで好きなサイズ、形に切ることができます。


専用のカッターはこちら↑
「アクアカッター」「オアシスカッター」などと呼ばれています。
メモリが付いていて便利ですが、「フォームをカットするための道具」として考えるとお値段も高め。包丁でも十分代用できます。

生花アレンジ用のフローラルフォームは、器の中に入れたり、お皿の上に乗せたりしてお花を挿していくのですが、セロハンで巻いて、カラーペーパーやリボンでカバーすると器のようにして使うことも可能です。

生花アレンジ用フォームの給水方法は?

生花用のフローラルフォームは、お水を吸わせてから使います。
バケツなどにお水を張って、吸水スポンジを浮かべる→自然に沈むのを待ったら、引き上げて器などにセット。

無理やり沈めるのは×

給水させる際に、上から押さえて無理に沈めてしまうと中までお水が浸透しないため、強度が落ちたり、お花の持ちが悪くなったりするので気をつけましょう。

カットやサイズ合わせはお水につける前?後?

大まかなサイズにカットするのはお水につける前、面取りや高さ合わせなどの細かいサイズ合わせは吸水させた後がやりやすいです。

造花アレンジの土台にもオアシス(生花用のフォーム)を使っても大丈夫?

→ オアシスは給水させない状態で使用すると強度が弱いため、あまりおすすめしません。

生花用の「吸水スポンジ」は、お水を含ませることによって最適な硬さや密度になるよう作られています。乾いた状態では強度不足で、挿し直しをしたり、太い茎をたくさん挿したりすると、ポロポロと崩れてしまうことも・・。

自宅用に簡単に作りたい方、器の中に土台を埋め込んで低めにアレンジする場合には、柔らかくて挿しやすく、入手もしやすいので良いと思いますが、販売用やプレゼントにする場合は、崩れてしまわないかが心配ですね。

では、造花やアーティフィシャルフラワー のアレンジに使う土台は何が良いのでしょうか?

お花の専門店などでドライフラワー、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー用として販売されている、ドライ用のフローラルフォームがあります。

ドライフォーム

セック、サハラ、などの商品名でも呼ばれています。

長方形以外にも、リースタイプ、球形、ブーケホルダー、円すい型など、いろんな形のものが販売されていて、アレンジメントの形に合わせて使い分けることができます。

オアシス同様に軽い力で簡単にカットすることができます。専用ナイフ、カッター、包丁などでカットします。


こちらが専用のカッター↑
包丁やカッターでも代用できます。

オアシスよりも崩れにくく、プリザーブドフラワーのアレンジにもよく使われます。カットすると粉(切りくず)が出やすいのが難点。カット作業が多い時は、吸い込まないようにマスクをしておくと安心ですね。

教室などではエプロンやコロコロを用意して、衣類への付着対策もしておくとよいでしょう。

スッと茎が入っていく柔らかいフォームで、ワイヤリングしたお花だけでなく、生花アレンジと同様に茎をそのままカットしたものも刺すこともできます。

乾いたオアシスよりもしっかりしています。

ダウ


↑こちらは造花アレンジ、アーティフィシャルフラワー 用として販売されているフォーム。ハート、リース、円すい、円筒タイプなどがあります。

オアシスやドライフォームよりも固く、気泡がたくさん入っていて「ラスク(お菓子)」のようなバリバリとした質感です。ワイヤーや茎も比較的挿しやすく、しっかり支えてくれますが、薄くカットすると割れやすいので気をつけましょう。

オアシス(同じサイズのブロック)に比べると少しお値段が高め。


ギザギザの刃がついた↑フォームナイフカッターで切ることができます。包丁やオアシスナイフでは切りにくいです。

一般的に、「造花・アーティフィシャルフラワー 用」として販売されているのは上記にご紹介したものになります。

そして、「生花用のオアシス」「造花・ドライ専用フォーム」のほかに、Concertoでよく使っているフォームについてもご紹介しますね↓

コスパと耐久性に優れた、工作・DIY用のフォーム

スチロールボール

「スチロール球」、「素ボール」「トピアリーボール」などと呼ばれています。

3センチ〜10センチくらいまで、1センチピッチでサイズが選べます。最初から丸い形に整っているため、サイズに合わせてカットする手間もありません。器やアレンジメントのサイズに合わせてセレクトすることができて非常に便利です。

スチロールレンガ


サイズ、強度的に使いやすいです。フォームナイフやカッターで切ることができます。

これらのフォームは硬くて強度がある分、カットに力がいる、茎が刺さりにくいという弱点もあります。

フォームの特性に合わせて、茎を丈夫なワイヤーに差替えたり、目打ち、千枚通しなどで穴を開けたり、一手間をかけてからお花を刺していきます。

同じ発泡スチロールでも、梱包用の緩衝材などに使われている目の粗いものは、崩れやすいため向きません。スチロールレンガは100円ショップ、手芸やさん、ホームセンターなどでも販売されていて、オアシス同様に入手しやすいアイテムです。

発砲スチロールブロック

キューブ型、円柱型など色々あってコスパも良いです。
円柱型はケーキの土台などにも良いですね。

工作用、建築資材としても使われるスタイロフォームもおすすめ

手芸用、模型、断熱材などとして使われるスタイロフォーム。密度、強度が高く、しっかりお花を支えることができて、硬さもちょうど良いです。

クレイフラワー(クレイクラフト)の作品作りにおいても、このようなスタイロフォームやスチロール球を多用していました。

ホームセンターで大きなもの(90センチ×180センチくらい)が売っています。
また、大型のホームセンター、手芸店やクラフトショップ(ハンズなど)では、ハーフサーズや1/4くらいにカットされたものを販売しているところもあります。

Concertoでは沢山使うので、ホームセンターで大きいものを買っています。持ち帰りの際は、購入後にお店の人にカッターを借りて、3当分にカットして車に積んで帰っています。

こちらも厚みサイズが豊富でコスパが良いのも嬉しいポイント。厚さは5ミリくらいから10センチくらいまで、細かく分かれていて、作品に合わせて選ぶことができます。このフォームはカッターで切って使います。

また、ワイヤーを刺すときには、20〜22番くらいのワイヤーならサクッと刺さりますが、それ以上細いワイヤーは目打ちなどで穴を開けてから差し込みます。

スタイロフォームは、力まかせにギコギコ切ろうとしても疲れるだけで、うまくいきません。切り方のコツを知っていると、驚くほど簡単&スピーディーにカットすることができますよ♪

作品例

  • 左側のラウンドアレンジは、スチロール球を土台に使っています。
  • ミニフレームはスタイロフォームを土台に使っています。
  • リースはワイヤーを組んで作るタイプなので、フォームを使用せずに作っています。

使い分け方としては、初心者さんやスクールでは、柔らかくて挿しやすいセック(怪我のリスクも低いので安心です)、ショップなどは、耐久性やコスパの利点を考えてスタイロフォーム・・自宅用に効率&コスパよくササッと作りたい時はオアシスなど、お好みで使い分けると良いでしょう。

私もケースバイケースで色々な土台を使っています。

説明でわかりにくい点などありましたら気軽にお尋ねくださいね 。
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