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クレジット表記をお願いしている理由は?ハンドメイド作品の著作権について思うこと

 

通信講座の受講にあたって、クレジット表記についての質問が何度か寄せられましたので、表記をお願いしている意図、著作権に関する私の考えなどをお伝えしていきますね。

通信講座の利用条件の中では以下のように記載しています

【クレジット表記のお願い】
本講座の受講作品は趣味の方から販売・指導まで幅広くご利用いただけますが、全てのコンテンツ・デザインにおいて著作権は放棄しておりません。
本講座に依拠する作品を公開、利用する際は、「Flower Salon Concerto」のクレジット表記またはタグ付けをお願いします。

本講座に依拠する作品とは・・本講座の作品デザインや作成方法を参考にして創作した複製・類似作品にあたります。類似作品とは、作品の本質であるConcerto独自の表現(デザイン・バランス・素材・工法など総合的な要素)が似ているということであり、「リース」、「ブーケ」など一般に広く認知されているアレンジスタイルそのものには該当しません。

 

これから教室や販売を始めたいとお考えの方や、ハンドメイド系の教室に通っている方、主催されている方など、「著作権」的なことってすごく気になりませんか?

思わぬところで誰かの権利を侵害してしまった!ということもありえますし、これからあなたが生み出すデザインや作品を、無断で利用されてしまった!なんてことにもなるかもしれません。

受講する立場で考えれば「どこまで気をつければいいか?」という心配ですが、もしあなたが今後作品を公開したり、指導や販売などをするのであれば、「どこまで自分の権利を守りたいのか」を考えてみる必要があります。

どちらの立場にもなり得ますから、相手の気持ちに配慮することも大切です。

悪気はなくても、認識や伝え方が不十分であったために争いが生じることは、避けたいものです。

著作権とは?

知的財産権の一種で、著作物(感情・思想を表現した創作物)を保護する権利のことです。

著作権は、著作者が著作物を創作した時点で認められます。
商標権などと違い、届出や手続きは必要ありません。

著作物を他人が利用できるかどうか、またどの程度利用していいのか、その条件などは、創作した著作者自身で決めることができます。

著作者は著作者人格権と著作権という2つの権利を持っています。

著作権(財産権)とは?

著作者の著作物に対する財産的利益を保護する権利です。

複製権上演権、演奏権上映権、公衆送信権、公の伝達権、口述権、展示権、頒布権、譲渡権、貸与権、翻訳権・翻案権、二次的著作物の利用権などがあります。

著作人格権とは?

著作者の著作物に対する人格的利益を保護する権利です。

こちらは財産的な権利ではなく、感情的な部分についての権利になります。

作品を生み出した苦労、作品への大切な思い入れなどを傷つけないで!といった著作者の気持ちを守るためのもの。

  • 公表権
    作品を公表しても良いかどうかを決める権利
  • 氏名表示権
    作者名を表示することを要求する権利
  • 同一性保持権
    作品を無断で修正されないことを要求する権利
  • 名誉または声望の保護
    名誉又は声望を害する方法による利用は著作人格権の侵害とみなす

著作者人格権は、著作物を創作した著作者だけが持っている権利で、譲渡したり、相続したりすることはできません。

著作物とは?

他人のまねでなく、自分で工夫して表現したものであること。
思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するものであるとされています。

著作権侵害については、

依拠性が認められるかどうか?
類似性が認められるかどうか?

というのが大きなポイントになります。

依拠性というのは、他人が創作したものを参考にして作ったかどうか、
類似性とは、作品の個性を示す独自的な表現が似ているかどうか、ということになります。

これらの点から、スクールなどで習った作品、他人のWEB画像・動画、出版物などを参考に製作した作品は依拠性があると言えます。

ただし、人の作品を参考にしたからといって全てが著作権侵害になる訳ではありません。

作者独自の表現が似ているのか、というのがもうひとつの重要なポイントです。類似性があるかどうかは、それぞれの作品によって異なるでしょう。

著作権が認められないものとは?

偶然の一致によるもの、創作性がない単純なもの(星型、ハート型など)。誰が表現しても同じものになるような、ありふれたものに著作権は認められません。

フラワーアレンジメントの例でいうと、既成の器に丸くお花を入れたラウンドアレンジ 、リース、ブーケ、トピアリーなど、広く認知されているスタイルそのものに対して、著作権は認められないと考えられます。

また、自分自身や家族など限られた範囲内で利用するために複製することは合法です。

お稽古事やフラワースクールの場合は?

フラワースクールや協会、個人教室などでは、資格を取得するまでは商用利用禁止、全てのカリキュラムを受講し、卒業制作を完成させ、試験に合格して、認定料やディプロマ料、継続して年会費などを支払い続けることで使用が許可される、というところが多いです。

レッスンや販売の際は、先生のサンプルと全く同じものを作ってはいけない、というところもあれば、逆に協会として課題作品が決まっていて、指導する際は勝手に変更してはならない、というところもあります。

クラフト系のスクールでは永久ライセンスというスタイルも増えています。

一度資格を取得したら、それ以降、デザインや工法などを使用する際に年会費などの継続料は払わなくていいというシステムです。

ただしその場合も自分が指導する際にいただくお金、入会金や認定料などの一部を本部に納める必要がある、という形が一般的です。

また、販売時やレッスン時にクレジット表記などを行うことにより、著作元を明らかにする必要もあります。

規約、条件などは法的根拠の有無とは別に、運営者が独自に決めることができ、双方が合意しているのであれば、原則的には有効です。

スクールによってこれらの取り決めは大きく異なるため、これからお稽古事などを始められる際は、規約や利用条件などをしっかり確認しておかれることをお勧めします。

そして、ご自分がスクールやショップなどを開かれる際も、自身のアイデアや努力から生まれた作品、正当な権利を守るために、指導した作品、デザインの利用はどこまでOKか、いつから利用OKか?というのを明示しておかれることをおすすめします。

余談ですが、私は高額な費用と時間をかけて資格試験に合格した後、契約の際に、デザインの変更は不可、協会が支給する材料以外は使用不可、オリジナルデザインのレッスン不可、完成作品の写真公開不可、〇〇したら罰金〇〇万円・・といったかなり活動を制限される契約内容を提示されてショックを受けた経験があります。

もちろん著作者が決めていい事ですし、自由契約という仕組みはあるのですが、これ入会する前(高いお金払う前)に知りたかったな・・と思ってしまいました(−_−;)

このような経験から、Concertoの利用条件は購入前に分かるように、購入ページに明記しておこう!と思った次第です。

ハンドメイド作家さんの場合は?

公開されているレシピや画像などを参考にして作る場合は、私的利用に限ってOKというのが一般的です。

書籍や動画、WEBなどで作り方が公開されていたり、写真を掲載されていたりするからと言って、「勝手に売ったり教えたりしちゃっていいですよ」ということはまず無いです。

作家さんによって「複製不可」「再販不可」みたいなことをしっかり書いてあることもありますし、書いてあっても書いてなくても、他者が創作したものを無断で複製、商用に利用することは違法です。

Concertoの通信講座の場合は?

依拠性のある複製や類似作品については、講座の受講生であれば、クレジット表記いただくことで、商用利用や公開OK(購入された受講作品に限ります)という利用条件にしています。

買い切りのため永久ライセンスになるのですが、そもそも「資格」「認定」ということをしていません。

試験などの合否判定はなく、膨大なカリキュラムの単位修得を必須とすることもありません。

講座を購入された後は、Concertoにお支払いいただく継続料ライセンス料はなく、販売や指導などで得たお金は全て受講生のものになります。

受講生さんは、講座を視聴して作った作品をすぐに商用などに利用してもOKです。
もちろん「Concerto認定校」などと名乗る必要もありません。

ただし、

Concertoのデザインの複製、類似品(バランスや工法、デザインなど複合的な要素が似ているもの)を公開したりレッスンしたり販売する際は、
「Flower Salon Concertoのデザインや講座を参考にしていることを明記してください」

というのが講座の利用条件です。SNSの場合はタグ付けでもOKです。

「私がデザインしました」「私の著作物です」といった発信や紛らわしい表記にするのは不可です。故意に分かりにくくしたり、表記無しで無断使用するのも×です。

作品を制作することが大変なのは十分理解していますが、生み出すこと、アイデアを形にして分かりやすく伝えること、というのもまた大変な時間と努力、経験を要していることであり、その点はご理解、尊重していただきたいのです。

ですので、使うならちょっと書いておいて下さいね、嘘はやめて下さいね、というスタンスです。

一般には複製・類似品の利用自体が許可されていないこと、著作権料を支払わなければいけないことが大半であり、このような条件は、著作者が主張できる正当な権利です。

類似性のない作品については?

受講したレッスンの内容、デザインを参考程度にはしていても、類似性が無く、独自性が高いデザインにアレンジしてあれば、それは作った方の創造物、著作物であるといえます。

Concertonoのデザインとはまったくの別物であったり、誰が作っても同じような感じになるような定番デザインにおいては、著作権を主張するつもりはありません。

自分のオリジナル作品としてレッスンや販売、公開をしたい!と言う方は、頑張ってご自身独自の創作物を生み出してくださいね!と言うことです。

そして、Concertoのデザインやテクニックを気に入って下さった方は、公開の際にクレジットを入れていただければ、似ていても同じでも、使ってOKです。(ご購入された講座の作品に限ります)

不正に似たようなものを作って「パクリじゃないの?」と疑われるよりも、正当な権利を得て利用しているということを開示した方が、結局は見ている人、お客様からの信頼にもつながるのではないでしょうか。

また、争いの心配をする必要もなく、ビジネスも円滑に発展し、最終的に双方の利益になると思います。

互いにどんなメリットがあるのか?

Concertoにとっては講座をご購入いただくこと、多くの人にレッスンを楽しんでもらい、やり甲斐を感じられるのがメリットです。

作品のアイデアやノウハウがたくさんあっても、自分だけで届けられる量には限界があります。ノウハウをシェアして、皆さんに作っていただき、喜んでいただき、適切に活用していただけるなら、それは作者にとって嬉しいことです。

そして、受講生さんにとっては、Concertoのデザインやテクニック、アイデアがいつでも学べること、クレジット表記するだけ(ライセンス料や年会費不要)で複製や類似品を作っても心配しなくてOK、趣味から収益化まで幅広く活用できる、というのがメリットになるのではないでしょうか。また、皆さんから直接指導を受ける生徒さん、作品をご購入くださるお客様からも、きっと喜んでもらえると思います。

作品作りは、経験者に教わることで、ずっと効率的に学ぶことができます。たくさんのデザインパターンや工夫、アイデアを知ることにより、創造性が広がり成長の近道になるでしょう。

最後に・・

前提として、作者の経験や想い、努力を重ねて生み出した作品やコンテンツはとても大切なものです。自分の作品であっても、他の誰かの作品であっても、その権利は守られるべきだと思います。

しかし、過度に自分の権利を主張して、創作の自由を妨げるようなことは、決して望んでいません。

そのバランスはとても難しいものですが、どちらかが一方的に我慢を強いられたり、損をしたと感じるような条件、関係性であれば、結局は続けられなくなるでしょう。

Concertoの講座のシステム、利用条件は、互いに感謝と節度を大切にしながら、皆で広く楽しみを分かち合おう!という趣旨のものです。

かなり長くなってしまいましたが・・法的なことも交えながら、私の想いを綴ってみました。

法律の解釈や認識に誤りがあったらすみません。著作権、知的財産権について知りたい方は法律家の専門サイトなどで正しい知識を得てくださいね。

ハンドメイドやデザインの趣味、お仕事をお持ちの方、これからやってみたい!と思われている方にとって、何か参考になることがあれば幸いです。

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